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Realestate Column不動産コラム

不動産会社の選び方|那覇で売却を任せる前に見るべき5点

売却

不動産会社の明るい相談スペース

那覇市には不動産会社が数多くあり、売却を任せる相手を選ぶ段階で迷われる方は少なくありません。大手のほうが安心なのか、地元の会社のほうが詳しいのか、査定額が高いところを選べばよいのか——判断の基準がはっきりしないまま、なんとなく最初に連絡した会社に決めてしまうこともあります。

結論から言えば、見るべきは「その地域での取引をどれだけ扱っているか」と「説明の中身が具体的かどうか」の2点です。会社の規模や査定額の高さは、それ自体が良し悪しを決めるものではありません。この記事では、那覇で売却を任せる会社を選ぶときに、どこを見て、何を聞けばよいのかを整理します。

査定額の高さで選ぶと後で困りやすい

複数社に査定を依頼すると、金額に幅が出ることがあります。このとき、いちばん高い金額を出した会社を選びたくなるのは自然な気持ちだと思います。ただ、ここには落とし穴があります。

査定額は「この条件ならこのあたりで取引される可能性がある」という見立てであって、その金額で売れることを約束するものではありません。ですから、根拠の薄いまま高い金額を提示することもできてしまいます。高い金額で売り出せば期待は膨らみますが、反響が集まらなければ結局は価格を見直すことになり、売り出しから時間が経った物件という見られ方をされることもあります。

大切なのは金額の大小ではなく、その金額の根拠を説明してもらえるかどうかです。どの取引事例を参考にしたのか、この物件のどこを評価したのか、逆にどこがマイナスに見られやすいのか。ここを聞いて納得できる相手であれば、売り出したあとの調整も一緒に判断していけます。査定の中身については那覇市の不動産査定で解説しています。

その地域での取引実績をどう確認するか

比較のために並べた資料

不動産の価格は地域ごとの事情に左右されます。那覇市の中でも、おもろまち周辺と首里、小禄では購入希望者が重く見る条件が違います。ですからその地域での取引を実際に扱っている会社のほうが、見立ての精度が上がりやすいと言えます。

確認の方法は難しくありません。会社のサイトに実績や事例が公開されているかを見てください。そのうえで、次の点に注目してみてください。

  • 自分の物件と同じ地域の事例があるか——市区町村単位ではなく、もう少し細かい地域で見る
  • 同じ種別の事例があるか——マンション、戸建て、土地で扱いが違う
  • 事例の中身が具体的か——どの条件が評価されたのかまで書かれているか
  • 更新されているか——数年前の事例だけが並んでいないか

当社の場合は査定事例を地域別・種別に公開しており、那覇市の売買実績もご覧いただけます。他社と比べる際の材料としてお使いください。事例が公開されていない会社の場合は、面談のときに「この地域でどのくらい扱っていますか」と直接聞いてみるのが早いです。

面談で聞いておきたいこと

査定の説明を受ける場は、会社を見る場でもあります。次の3つを聞いてみると、対応の差が見えやすくなります。

聞くこと何が分かるか
この金額の根拠は何ですか事例に基づいているか、感覚で言っていないか
どうやって買主を探しますか販売活動の具体性。掲載先や広告の作り方
この物件のマイナス面はどこですか都合の良い話だけをしていないか

とくに3つ目が効きます。どんな物件にも購入希望者が気にする点はありますから、それを言わずに良い面だけを並べる相手は、売り出したあとの調整でも率直な話をしてくれないかもしれません。マイナス面をきちんと挙げたうえで、それをどう伝えるかまで説明できる相手のほうが、実際の売却では頼りになります。

販売活動の中身も具体的に聞いておきたいところです。どのポータルサイトに掲載するのか、販売図面はどう作るのか、写真は誰が撮るのか、内覧の対応は誰がするのか。「頑張ります」ではなく手順で答えられるかを見てください。掲載される情報がどう組み立てられるかは販売図面についての記事で触れています。

訪問査定のときの見方にも差が出る

実際に物件を見てもらう場面も、相手を知る材料になります。室内をひと通り見るだけで終わるのか、共用部や周辺まで確認するのか。マンションであれば、エントランスや廊下の状態、駐輪場やゴミ置き場の使われ方、駐車場の空き状況まで見る担当者もいます。管理組合の資料に目を通したいと言われることもあります。

これは細かいところを気にしているのではなく、買主が実際に見る場所を先に確認しているということです。購入を検討する方は室内だけでなく建物全体を見ますから、そこを押さえている相手のほうが、売り出しの準備でも的確な助言をもらえます。逆に室内をざっと見て金額だけ告げて帰るようであれば、その見立ての根拠は薄いかもしれません。

大手と地元の会社、どちらを選ぶか

よくいただくご質問です。これはどちらが優れているという話ではなく、強みの出方が違うと考えるほうが実態に近いと思います。

強みが出やすい面確認しておきたい面
広域に展開している会社広告の露出、県外の購入希望者への接点その地域の事情にどれだけ通じているか
地域に根ざした会社周辺の取引の把握、細かい地域事情広告の掲載先がどこまで及ぶか

沖縄の物件は、県外にお住まいの方が購入を検討することもあります。その場合は掲載先の広さが効いてきます。一方で、那覇市内の地域ごとの違い——学区の評価、駐車場の事情、再開発による街並みの変化といった点は、その地域で実際に取引を扱っていないと語れない部分です。

結局のところ、看板の大小より「この物件について具体的に話せるか」が判断の軸になります。広域展開している会社でも地域に詳しい担当者はいますし、地元の会社でも掲載先を広く確保しているところはあります。ですから会社の種類で決めるのではなく、面談で確かめるのが確実です。

一度立ち止まったほうがよい進め方

売主にとって不利になりやすい進め方もあります。悪意があるとは限らず、担当者の経験や社内の事情によることもありますが、次のような場面では確認を挟んだほうが安心です。

  • その日のうちに契約を求められる——検討する時間があって当然の判断です
  • 査定額の根拠を聞いても具体的な事例が出てこない
  • 媒介契約の種類の違いを説明されないまま書面を渡される
  • 売り出してすぐに大幅な値下げをすすめられる——反響の状況とあわせて理由を聞く
  • 報告がないまま時間が過ぎる——問い合わせの有無は本来共有されるべき情報です

いずれの場合も、その場で断る必要はありません。「一度持ち帰って考えます」と伝えれば済む話です。売却は金額の大きな取引ですから、納得できないまま先へ進めないほうがよい結果になります。疑問が残るなら別の会社の話も聞いて、説明を比べてみてください。

媒介契約の説明が丁寧かどうか

売却を任せるときには媒介契約を結びます。契約の種類にはいくつかあり、複数社に同時に頼めるものと、1社に絞るものがあります。それぞれに向いている場面が違い、どちらが優れているというものではありません

見ておきたいのは、この違いをきちんと説明してくれるかです。1社に絞る契約をすすめる場合、その理由を説明できるかどうか。報告の頻度はどうなるのか、途中で解約したいときはどうなるのか。ここを曖昧にしたまま契約を急がせる相手であれば、少し立ち止まったほうがよいかもしれません。契約の種類ごとの違いは媒介契約についての記事で整理しています。

仲介手数料についても、上限が法律で定められている範囲の中で決まります。金額そのものよりも、何が含まれているのかを確認しておくほうが後で認識のずれが起きません。広告費や書類の取得費用が別途かかるのかどうかは、契約の前に聞いておきたい点です。

仲介だけか、買取も扱っているか

不動産を売る方法には、買主を探して売る「仲介」と、不動産会社が直接買い取る「買取」があります。この2つは進み方も結果もかなり違います。仲介は買主を探す期間が必要ですが、条件が合えば市場での価格に近づけられます。買取は買主を探す必要がないため段取りが早く進みますが、会社が転売を前提に買うため条件は変わります。

どちらが向いているかは、いつまでに手放したいのか、周囲に知られたくない事情があるかといった状況で変わります。転勤の期日が決まっている、相続の話を早く終わらせたい、といった場合は買取が選択肢になることもあります。時間に余裕があれば仲介のほうが検討の幅が広がります。

ですから、相談する会社が両方を扱っているかどうかは確認しておくとよいと思います。仲介しか扱っていない会社に相談すれば、選択肢は仲介だけになります。両方を扱っている会社であれば、状況を伝えたうえで比べて決められます。当社は仲介と買取のどちらも承っておりますので、ご事情に応じてご案内できます。

連絡の取りやすさは、思っているより大事

意外に見落とされがちなのが、やりとりのしやすさです。売却は数か月にわたることもあり、その間に内覧の日程調整や条件のやりとりが何度も発生します。連絡がつきにくい、返事が遅い、担当者が変わって話が引き継がれていない——こうした状況は、それだけで判断が遅れる原因になります。

最初の問い合わせから査定の説明までのやりとりを振り返ってみてください。返事の速さ、説明の分かりやすさ、こちらの質問にきちんと答えているか——これは売却が始まってからも同じ調子で続くと考えて差し支えありません。会社の看板よりも、実際に担当する人との相性のほうが実務では効いてきます。

遠方にお住まいで来店が難しい場合は、そのやりとりをどう進められるかも確認しておくとよいでしょう。相続で県外から関わっている方などは、電話やメールで完結できる範囲を先に聞いておくと段取りが立てやすくなります。

まとめ:金額ではなく「説明できるか」で選ぶ

不動産会社を選ぶときに見るべきなのは、査定額の高さではなくその地域での取引実績と、説明の具体性です。金額の根拠を示せるか、販売の手順を語れるか、マイナス面も含めて率直に話すか、媒介契約の違いを丁寧に説明するか。そして、連絡が取りやすいか。この5点で見比べれば、規模の大小とは別の判断ができます。

1社だけに絞る必要はありません。複数社の話を聞いて、説明の中身を比べてから決めていただくのがよいと思います。そのうえで、那覇市とその周辺での取引をどれだけ見てきたかは、遠慮なく聞いてください。売却の全体の流れは那覇市でマンションを売却するにはにまとめています。

当社は那覇市を中心に沖縄本島全域で不動産の売買・仲介・買取を行っております。査定事例と売買実績を公開しておりますので、まずはそちらをご覧いただき、比べる材料にしていただければと思います。ご相談は無料査定から承っております。

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